2012年9月21日金曜日

フィトンチッド




フィトンチッド(phytoncide)は樹木が作り出す科学分質のこと。
殺菌力がある揮発性分質だ。

生きものたちにも癒しや安らぎを与える効果があるといわれている。
森の中で穏やかな気持ちになれるのは、きっとフィトンチッドの影響だろう。

街にいる時間が長くなるとイライラ感はつのるばかり。
そんな時、無性に森の中へ行きたくなる。

ほんの少しの時間でも樹々に囲まれていると、心は平穏さを取り戻すことが出来る。
森は美しいだけではなく、僕のセラピストになってくれている。

2012年9月20日木曜日

山女魚の群れ


街の暑さに、もうどうにも絶えられなくなってウェーダーを車に投げ込むと渓流へと向かいました。この夏は雨が少なかったせいか川は渇水状態。

ウェーダーを履き水に入ると冷んやりと気持ちがいい。

ゆったりと水をたたえるプールをのぞくと小さな山女魚たちが群れていました。先日購入した防水コンデジを水中に入れてキラキラ輝く魚の群れに向け、「来年、大きく育ったら僕に釣られるのですよ」そんなことを呟きながらシャッターを切ったのでした。

2012年9月19日水曜日

ムースの季節



ムースは体高が2mにも及ぶ大きな鹿。北半球の中国北部からシベリア、ヨーロッパ、北米に暮らしている。中でもアラスカンムースは世界最大級の体躯を誇る。ほんとにシカ?と思うほどに巨大です。

9月のこの時期、ムースのハンティングシーズンが始まると同時にムース達は人間の視界から姿を消す。アラスカ全土に暮らし、ふだんは道端や庭先でも目にすることが出来るというのに。この時に限ってまったく姿を見せなくなってしまうから不思議だ。

デカイ角を持つ雄はハンターに狙われる一番の標的。神経質になった雄たちは森の奥へ奥へと入ってゆく。

下の州からやって来るハンターの多くはトロフィーと呼ばれる大きな角が目的だが、アラスカのハンターは角より肉。家族を養う為に自然界からの肉を手に入れたい人たちが多い。

僕もムースは大好きな動物。観察することも、食べることも。
毎年、この季節になるとアラスカの友人が作ってくれるムースのシチューが恋しくなる。

写真のムースは、来るなら来い、と、こちらを凝視しているカッコいいブルムース。

2012年9月13日木曜日

New Camera



すごぉ〜く、ひさしぶりにカメラを購入しました。コンデジですが。

遠出が出来ないこのところ、再び釣り熱にかかったことも追い討ちをかけたような。

夜な夜なパソコンを開き、岩魚や山女の顔を思い浮かべながらチビチビやっていると、ふと、Amazonで目に止まった一台の防水カメラ。お酒の勢いも手伝ってか、つい、ポチッ!とクリックしてしまったのでした。

そんな経緯で、本日届いたパナソニックのLUMIX。ニコンユーザーの僕ですが、以前カメラショップで手に取った時に、何となくいいなぁ〜と思ったこともあって(値段の件も)購入に至った次第です。

上の写真左は水辺で使用していたハウジングに入った昔のキャノン・IXYですが、今度のカメラはハウジングなし、それゆえに水中での操作性は良く、さらに画素数は3倍!流石に違います!

これで渓流魚のいい写真撮るぞォ〜!
ってもう関東地方の渓流はあと一週間で禁漁ぉぉぉォ〜!?

そんなところへ一通のメールが。

ニコンからでした。

―「D600 発売 開始!」—


2012年9月1日土曜日

ブルー ムーン



ブルー・ムーン 。ひと月に二度ある満月をそうよぶ。昨夜の月がそうだった。

満月は何度も見上げたことがあるけれど、夕べはなんとなくロマンティックな気分になって望遠レンズをむけてみた。

Once in a Blue Moon.............その月を見ると幸せになれるという。

しあわせになれますよぉ〜に!と、年甲斐もなく、いつもと変わらない満月に祈ってみた。