2014年7月9日水曜日

Rainy Green


僕の場合、ほんの少しの時間でも森の中へ出かけるとストレス発散になるのです。
そんなわけで雨の森へ。

まだ梅雨の明けないこの季節、山はたっぷりと水分を含んでいるようです。
いつもはちゃんと水が流れているのを見たことのないこの小さな滝も、立派に、滝になっていました。
滝を見上げ、たっぷりとマイナスイオンを浴びると。頭の中は、すぅ〜っ、とし。何となくこころをうるおされたようでした......


道ばたの崖も普段なら赤茶けて乾いた苔が目にも止まらないはずなのに、
この時期の苔たちは水分を含み、みどりに輝き、命を吹き返したように自らを主張し、生き生きと見えました。



蜘蛛の糸には水滴が輝き。マクロの世界にも宇宙が広がっております。
都市近郊では、なかなか大型動物には出会うことは出来ませんが、足許の小さな世界にも惹き付けられてしまう、無限に広がる世界があることに気づかされるのでした。