2015年1月30日金曜日

雪の日の白鳥


雪の朝。

早々と雑用をすませ、長靴とカメラバックを車に投げ込み、白鳥のいる川へ向かいました。真っ白い雪の中で真っ白い鳥の姿を見たかったのです......

オナガガモやオオバンに囲まれて、5羽の白鳥が川に。
観察していたおじさんにが、他の鳥は今朝は早くに飛んで行った、と教えてくれました。

鳥も人も少ない、深々と降る雪の中で静寂に包まれた風景でした。








2015年1月26日月曜日

甘い香りにつつまれて


 お洒落な照明を連想させる蠟梅の黄色い花弁
 から漂う甘い香りを思いきり吸い込みました。

来月11日に開催される厚木市のプラネタリウムでのスライドショー。パソコンに向かい、そこで上映するための写真を組む日々が続いておりました。目がショボショボ。

気分転換に、ふと、思いつき、長瀞は宝登山へ車を走らせました。
毎年、1月中に一度は訪れている場所です。

途中、R299では駅伝大会開催中!交通規制でした。
一時間ほど通行止につかまりましたが、駅伝のランナー達が走る光景を目にすることができました。

車の窓を開け「ガンバレェ〜!」と声をかけると、
ギョッ!として驚いた顔をするランナーの方もいれば微笑んでくれる方もいらっしゃいます。駅伝大会なるものを実際に見たのは初めてのこと、いい経験でした。



森をバックにファインダーを覗くと明かりが灯るように黄色が浮かび上がります。


  例年はもう少し早い時期に訪れていましたが、今年は満開でした。
  花の間の歩道を歩くと、蠟梅のあまぁ〜い香りにつつまれます。


ツグミが枝で休憩


ホオジロが枝で休憩


ジョウビタキが枝で休憩


僕は蕎麦屋で休憩

2015年1月18日日曜日

ハクチョウの川



自宅から30分ほど車を走らせた川に毎年コハクチョウの群れが越冬にやってきます。
雪のように白い、その翼が見たくて行ってきました。

毎年200羽近く渡って来ていましたが、昨年は護岸工事をしていた為に数が減り、今後の飛来が危ぶまれていました、しかし再びハクチョウたちはこの川を選んでくれたようです。

現在のハクチョウの数は140羽ほど、まだ日が昇る前から多くのカメラマンが集まっていました。
今朝は氷点下まで下がり、風もあり寒い朝でした。



テリトリーへ侵入した個体を威嚇し、追いかけ回す鳥。

寒い朝には羽に顔をうずめじっとしていることも多いのですが。今朝は大勢の観客の前で派手に動き回る鳥たちの姿がありました。


大きな翼を打ちならし、飛び散る水飛沫、その姿は迫力です。


上流へ向かったり下流へ流れてきたり。


水面へ見事にタッチダウン。


冬の澄んだ青空に映える大きな白い翼。
相変わらず僕は白い鳥に魅かれています。

コハクチョウたちは今年はいつ迄、この川にとどまっていてくれるでしょうか。

彼らが北の国へ旅立つ前に、あと何度が撮影に来たいものです。

2015年1月4日日曜日

Snow Boarder


アラスカ北極圏、ブルックス山脈。
雪のない南関東の冬、厳冬期のこの山々を妄想していました。
冬はどうしても雪が恋しくなってしまう僕なのです。

だぁ〜れもいないこの北極圏の山をスノーボードで駆け降りたい!そんなことを考え始めてからもう何年経ったことか?


少しだけ時間ができたので、朝3時に目が覚めると、車にパタゴニアのジャケットとパンツを投げ込み、思いつきで向かった新潟県。とにかく雪が見たかったのです。

関越道をひた走り、雪景色が現れると、こみ上げてくる感情を抑えられず車の中で一人、雄叫びを上げてしまいました。


塩沢石打サービスエリアへ。除雪車がやってきました。大粒の雪が舞っています。


渋滞もなく随分早く着いたので、サービスエリアで時間つぶし。
鴨南蛮をいただきました。焼き葱と鴨の出汁のきいた温かいそば。
たまりません......


生まれて初めてのスノーボード。(生まれてから随分と経ちますが...)
僕たちの学生時代はまだスノーボードというものはなかったような気がします。
ずっとやってみたかったのです。アラスカの友人に「教えてあげるから行こう!」と何度も誘われていたのですが、タイミングが合わずで行けずじまいでした。

初めてのボードをレンタルし、見様見真似で準備完了。辺りを見回しながらリフトに乗り込み、ビンディングに靴を固定すると、最初の一歩を思い切って踏み出しました!
オープン早々のゲレンデには人も少なく辺りを気にせずにすみました。
いやぁ〜転けた転けた。午前中は何しろコケまくり、あちこち打ったり捻ったり、
雪だるまになり奮闘。

倒れては立ち上がり、倒れては立ち上がる様子はまるで「あしたのジョー」。
数日前に子供が借りてきたDVDで見ていたシーンと自分が重なりました。

朝8:00から夕方17:30にリフトが止まるまで、昼飯も食べずに(生ビールは飲んでます)びっちりと滑りました。


丸一日滑ると、なんとなくかたちになった気がします。
もうどんな所でも滑ってやる、と、上越の山並みを目にしながらブルックス山脈を妄想していたのでした......


一晩で車はこのとうり!


Snow Boarder Toru