「ニホンカワウソと思ったら愛媛県立衛生環境研究所、生物多様性センターまで」
そんな広告が目に止まった。
環境省は昨年8月にニホンカワウソを絶滅種に指定した。皮肉にもそれ以後、愛媛県で十数件の目撃情報が寄せられているという。そして、愛媛県は本格調査にのり出した。カワウソに関するチラシを作製、一万部を配布し情報提供を呼びかけているらしい。
1975年4月、愛媛県宇和島の離島で雌が捕獲され、1979年6月、高知県須崎市で目撃されたのを最後に国内ではカワウソの姿を見た人はいなかった。
哺乳類が種を保ってゆく為には50個体は必要だと聞いたことがあった。
もし、カワウソがいるならすごいことだと思うし、奇跡的であるにせよ、生きていてほしいと願う。
それにしても人間は、どこの国でも、いつの時代も、環境や生物に対して同じことを繰り返してきたものだと思う。
壊滅や絶滅という言葉の前に、もう少し早く気付き手を打つくことはできないものだろうか..........
写真は凍った湖から姿を現したカナダカワウソ( North american river otter )。
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