2013年3月30日土曜日

春爛漫



今年は桜が満開になるのが早かった。

例年より冬は寒く感じたが、一気に暖かくなった為だろうか。

毎年繰り返す桜の花を見て、春はいいなぁと思うのでした。

2013年3月29日金曜日

小さな春


庭先を歩いている時、おっ!と上げた足を宙で止めた。
足を下ろそうとするその場所には小さな花の姿が。昨日までは何も気が付かなかったのに。
毎年、この時期になると目にする花だ。「ハナニラ」小さく可愛い花。香りがニラに似ていることからついた名前からは、どうも中華料理店のメニューを想像してしまっていけない。.........レバニラ

でも、この花はここ数年街にいる僕に、いちばん最初に、小さな春を届けてくれている。

2013年3月18日月曜日

自然への愛




庭先の木蓮が満開になりました。
毎年、木蓮が満開の頃は春の嵐が吹き荒れているような記憶があります。

今日も、まさに春の嵐。

白く膨らむつぼみを見ながら、そろそろ寒い季節も終わりかなぁ〜、と目の前の春を思っていました。木蓮のつぼみの先端は必ず「北」を向いていることから、別名をコンパス・フラワーと言います。
北を指しているなんて、北が好きな僕は何とも親近感を感じるのです。

花言葉は「自然への愛」これもまた何と親近感のわく花言葉なのでしょう......

2013年3月11日月曜日

大震災から2年


東日本大震災から2年の月日が経った。
あの日、僕はアラスカにいた。街に戻って、帰国するか、撮影を続けるか迷っていた。

家族と友人たちの安否が確認できてから撮影を続けることを決め北へ向かったことを覚えている。北極圏で身を寄せ合うジャコウウシの群れを見て被災地の人々のことを考えていた。冬の寒い日に被災した人々と厳冬期のジャコウウシとの姿がかさなっていた。

今日、再びあの日を想い。亡くなった方たちの御冥福と、被災された方たちの一刻も早い復興を願っています。

2013年3月2日土曜日

モノクロプリント




3月になった。

ブティックを経営する方から写真の注文をいただいた。
どうしてもモノクロで、ということでモノクロのプリントを製作。
これまではすべてカラーでの注文だったので、少し頭を悩ませました。

モノクロプリントは単純に白と黒の2色の画ではなく、その単色の中に潜む色彩は複雑なもの。ただ色を抜けばいいというものではなく、白と黒との微妙なコントラストを考え、露出を調節しながら何度もプリントをチェック。なかなかに奥が深い。むずかしい.......... 。

出来上がったプリントは、しかし、自分で言うのもなんですが、スバラシイものでした。
自分で色を想像することのできるモノクロもありかも、と新たな発見がありました。

店の壁に飾られた様子が写メで届き、その雰囲気とオーナーのキャラクターから、モノクロでの注文をいただいた意味が何となく分かったのでした。

ワイルドな極北の光景も都内の壁で新たな世界が生まれたようです。