3月になった。
ブティックを経営する方から写真の注文をいただいた。
どうしてもモノクロで、ということでモノクロのプリントを製作。
これまではすべてカラーでの注文だったので、少し頭を悩ませました。
モノクロプリントは単純に白と黒の2色の画ではなく、その単色の中に潜む色彩は複雑なもの。ただ色を抜けばいいというものではなく、白と黒との微妙なコントラストを考え、露出を調節しながら何度もプリントをチェック。なかなかに奥が深い。むずかしい.......... 。
出来上がったプリントは、しかし、自分で言うのもなんですが、スバラシイものでした。
自分で色を想像することのできるモノクロもありかも、と新たな発見がありました。
店の壁に飾られた様子が写メで届き、その雰囲気とオーナーのキャラクターから、モノクロでの注文をいただいた意味が何となく分かったのでした。
ワイルドな極北の光景も都内の壁で新たな世界が生まれたようです。
モノクロもなかなか味がありますね。それにしても、白頭ワシの羽音が聞こえてきそうな迫力があります。
返信削除Tundra さん
返信削除モノクロ、なかなか渋くていいものです。プリントは難しいですが。
ハクトウワシ、近くで撮るとデカクて、羽ばたきの音も聞こえてきます。
プリント見てるとその音がよみがえってきます。
モノクロでも頭の中ではカラーで想像してるので面白いことですね。
園原