2013年10月27日日曜日
センチメンタルな秋
いくつかの台風が過ぎ去った日本列島。
今日はまた秋晴れの爽やかな、いい天気になりました。
が、どこへも出掛けることのできない僕は、何度も最高の秋の時間を過ごしたアラスカの写真を見つめ、ウインダムヒルオーケストラなど聴きながらセンチメンタルな気分にひたるのです..........
2013年10月19日土曜日
予告編
10月21日(月)夜8時
NHK BSプレミアム「ワイルドライフ」本編終了後、
われわれが取材して来た番組の予告編が放送されます。
タイトルが決定しました。
「北米大陸 ソノラ砂漠 巨大サボテンの大地に命あふれる」
灼熱の砂漠で、暴風雨の中で、雷にうたれ、山に登り、谷を下り、鳥を探し、サソリに出逢い、サボテンの棘にやられ、数ヶ月を費やした集大成です。
..........お楽しみに!..........
がぁ〜!我が家はBS入ってなかったぁ〜;
2013年10月18日金曜日
火。
火を焚くのが好きです。
型のいい石で炉を組み、小さな焚火をするのがキャンプでの最大の喜び。
本当は毎日でも火を焚く暮らしがしたいのですが街の中で暮らしている今はそうもゆきません。
海外でも日本でもテントを立て終えるとまず、火をおこします。
街に戻って来ても服や体に染み付いた焚火の薫りにしばらくは癒されています。
2013年10月17日木曜日
Quiet Night
静かな夜。
森の中にいると、普段いかに多くの音や光に囲まれて生活しているのかに気付かされるものです。
ランタンを消してしまえば辺りは深い闇に包まれ、聞こえてくるフクロウの声。獣の足音。谷に響く鹿の鳴声。
辺りが闇だからこそ見ることのできる風景もあるのです。見上げる樹々の間にはこぼれるほどの星空がありました。
外だからこそ美味い食事も。
火で焼く肉のうまいことうまいこと!
本当は丸太の骨付き肉にかぶりつきたいのですが。
2013年10月16日水曜日
森へいってきました。
このところ色々と、野暮用で忙しく過ごしておりました。
何も出来ず、何処へも行けずの日々にイライラはつのるばかり.......
おりゃ〜ッ。と、車に荷物を投げ込むといつもの森へ。
まだ少し紅葉には早いけれど、みどりの森を見つめていると癒される脳ミソ。
頭の中のイライラはどうにか消滅したようでした。
どんな生活をしていようと、定期的に自然の中で過ごすことがどうやら僕には必要なようです。
2013年10月15日火曜日
タイガからのメッセージ
先日のサーフライダーファンデェイションのミーティングで声をかけていただいた映像制作 abovo の三上さん。ロシアのタイガへ通い映像を撮っている彼。僕もずっと行きたかったロシアのタイガの話、動物の話で盛り上がりました。で、早速、今行なわれている東京国連大学のギャラリーでのタイガの展示を見に行って来ました。等身大のアムールトラ、その大きさに感動。天井からはシマフクロウが滑空しています。皆さんも是非行ってみて下さい。北の森に暮らすトラの巨大さが体験できます。
ウデへのシャーマンが彫ったという魔除け。
なんとも言えない不思議な型と愛らしい顔つきに目を魅かれました。
来月、タイガからのメッセージと題された映画が上映されるのが楽しみです。
2013年10月14日月曜日
SURFRIDER FOUNDATION JAPAN
先週。友人の建築家、眞田 大輔が理事を務めるサーフライダー・ファンデェイション・ジャパンのミーティングに参加させていただきました。
サーファーではない僕ですが、以前からサーフィンには大変に興味があり、一度やってみたいものだと思い続けて早、数十年。サーフィンの話をすると、友人たちは口々に、「ニ・ア・ワ・ン」と、言うのですが......
40人ほどの海や自然を愛する方たちが集まって、海のこと、環境のことを考えるこの集い。ゲストスピーカーは東京都市大学、環境学部の宿谷教授。「地球と人にふさわしいエネルギーと暮らし方」と言うタイトルの話をうかがいました。解り易く為になるお話はこれからの時代を生きてく上でのヒントになるものでした。途中からは僕もトークに参加させていただき、写真を撮りながら旅をしている自然の中での話をさせていただきました。
教授は科学的観点から環境問題を伝え、僕はロマンティックな視点から自然を伝えてゆこうという、そんな結論に達しました。
Life son という渋谷区の素敵なカフェの一室で、素敵な会に参加させていただくことができました。
これまでは一人で自然のことを考えていたけれど、同じことに興味のある仲間たちと共感する時間もいいものだな、と思った日でした。
2013年10月7日月曜日
巨大生物
今回の取材で見つけた巨大サボテン。
1本の幹から延びているいくつもの枝は今にも動き出しそうで、その奇妙な容貌はサボテンというよりも動物の様だった。ここまで枝ぶりの多い変わった型のサボテンを見たのは初めてのこと。
2013年10月6日日曜日
食。
上の写真はアリゾナはツーソンの街のステーキハウスで注文した Big Cowboy stake 850g 。
レアでオーダーしたこの肉の塊。さすがに最後は肉との闘いでした。
ツーソンの歴史あるメキシカン料理店。僕のオーダーは鶏肉のチョコレートソースがけ。
始めて食べたエチオピア料理。左の皿に盛られたラムや鳥そして牛肉を煮込んだもの。右側の皿に盛られたインジョラという穀物の粉を水で溶き発行させた薄い春巻のような生地。それをナイフもフォークも使わずに手で肉を巻いて食べる。これが美味かった。
アメリカから陸路をメキシコに入る時、また帰りに必ず立ち寄る食堂、レオス。ここのタコスは最高!付け合わせの玉葱焼きもたまりません。
メキシコのククルッペという村に滞在中によく通った食堂。ママズ・キッチン。
ブリトーをよく注文していました。
メキシコ料理には欠かせないチリソース。
それぞれに辛さは違うが、全部カライ。
食堂のおばちゃんのホームメイドのチリ。からぁ〜いです。
宿で僕が作った炒飯と肉野菜辛味噌炒め。
冷しうどん色々のせスペシャル。小さな村では手に入る食材は限られるのでメニューを考えるのはなかなかに大変でした。
前回、日本から運んだダンボールの中に残っていた餅。油で揚げてかき餅にしました。
ロスアンジェルス空港のラウンジで最後に食べた神戸ビーフバーガー。
お値段はなかなかのものでしたがさすが神戸牛。美味しくいただきました。
我々取材班の命の源。
「マンゴーパフェ」
このフルーティーで、冷たくて、あまぁ〜い、アイスにどれだけ勇気と希望をもらったことでしょう。
あっ!あと、ビールもでした。
毎日3本ずつ買っていたキリッと美味い PACIFICO 1,2ℓ ボトル
2013年10月5日土曜日
インディアンサマー
このところよく届くアラスカの友人たちからのメール。
季節の変わりを告げてくれるように連絡が来るのは嬉しいものです。
フェアバンクスの街中ではすでにうっすらと雪が積もった様子。
この冬は Severe Cold(過酷な寒さ)になる長期予報が出ているとありました。
ムースは繁殖期をむかえている頃、森のあちこちから角突きの音が聞こえていることでしょう。
冬が始まる前、ほんの少しだけ続く心地よく晴れた日々がある。
終わりかけた紅葉に太陽の光は優しくふりそそぐ。
すぐその後に訪れる過酷な冬のことすら想像させない短い季節、インディアンサマー。
はぁ〜、アラスカ行きたい。
2013年10月4日金曜日
次回放送予告!
2013年10月3日木曜日
サバクツノトカゲ
Desert Horned Lizard _サバクツノトカゲ_( 学名 Phynosoma platyrhinos )
なんとも素敵ないでたちのトカゲに出会った。
顔と体の回りには鎧のようにトゲトゲを纏っている。
かっこいいが、走る姿はとことこと可愛らしい。
驚くと体を膨らませて威嚇する。
何種類か目にしたトカゲの中で僕の1番のお気に入りだった。
近年の気温上昇によって、メキシコのトカゲの個体群の12%が絶滅したという。
耳にすることの少なくなった温暖化という言葉。
その影響は、メキシコのトカゲのもとにまで忍び寄っていたのだろうか。
2013年10月2日水曜日
Turkey Vulture
雷雨、そして夕暮れ。
泡のような雲は見る見るその姿を変えてゆく。
サボテンの上には羽ばたく大きな鳥の姿がある。
ターキーバルチャー(Turkey Vulture)の群れ。
多い時には50羽を数える。
大空を旋回する彼らの下には必ず息途絶えた生き物の姿がある。
数日後、その空の下には白い骨だけが残っていた。
紅い顔、漆黒の翼。
一見、奇妙とも思える鳥だが、魂を大空に解き放つのが役割であるならば、彼らの存在も無くてはならないものだろう。
一つの命の終りは、いくつかの命の始まりになってゆく。
2013年10月1日火曜日
命の季節
サボテンの上で.......
草原と化した砂漠のどこを歩いても足もとから飛び出すバッタの多さに驚いていました。
その数は数万、数十万、とても数で現すことなどできないでしょう。
メキシコ入りして数日目のことです。
そんなバッタたちは繁殖期に入ったのでしょうか?
目につくバッタのほとんどは.......交尾中でした。
花の影で.......
木の上で.......
雨期は命を育む大切な季節なのです.......
この無数のバッタが、鳥や爬虫類、多くの生物の命を支えているのでしょう。
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