2014年4月26日土曜日

超望遠ズームレンズ+マクロ


知り合いの方がレンズを届けてくれました。

ELICAR (エリカー)超望遠ズーム+マクロ
V-HQ 300−600m [IF&ED] f/4.1−5.7 MACRO 1 : 4

300m—400m—500m—600m+55cmマクロ

究極の 5 in 1 レンズ

アスペンというカメラ用品を取り扱う会社が制作したレンズです。
ちょっと面白いこのレンズをモニターさせていただくことに。


このキュウイフルーツのような深い緑色をした鏡筒は何とも言えぬ味があります。






生きているクマを撮りに行きたいものです。


2014年4月24日木曜日

ハナミズキ



さくらはすっかり葉桜になってしまったけれど、
今度はあちこちでハナミズキが目に付くようになりました。

ベランダから外を見ると、中庭のハナミズキが朝の光を浴びて満開でした。

2014年4月21日月曜日

神秘の森


奥多摩のこの谷は初めて訪れた場所でしたが、とても神秘的な場所でした。
中でも一際目をひいたのはカツラの木の森です。

もちろん木々も生きものなのですが、まるで意志を持っているかのようでした。


苔むした木々がよりいっそう雰囲気をかもし出し、奇妙と言うと可笑しいかもしれませんが、どこか人の視線を受けているような、何となく霊的なものを感じる森でした。


カメラのファインダーを覗いていると、自分自信も木の一本になり風景の中に入り込む感覚。ミソサザイの囀りに、ふと、我に戻るのでした。

2014年4月20日日曜日

新緑を探しに


山の新緑を見ようと奥多摩へ行って来ました。
気温の低い山間部は、いま、桜が満開です。


命を吹き返したかのように、日当りのいい山の南斜面に芽吹いた新緑。
     
            
 あちこちに目立つ赤はヤマツツジ。


谷にはまだ冬が残り、多くの残雪があります。
でも、遠くではカッコウの声が響き、渓流ではミソサザイが囀っていました。

2014年4月17日木曜日

母衣打



朝、少し時間があったので鳥を探しに行ったのですが、珍しい鳥は現れず。
でも、雉子がいました。

菜の花をバックに母衣打(ホロウチ)を見れました。
ほんとに春まっ只中です。

2014年4月16日水曜日

カワウ着水


時間がある時、ちょくちょく覗きにゆく近所の池。天気のいい今日もアオサギが魚を探し、亀が甲羅干しをしていました。

何処からともなく現れた一羽のカワウ。僕の頭の上を旋回し、見事着水!その姿を目にしたら始祖鳥を思い出しました。

2014年4月15日火曜日

菜の花の土手


いつものように土手の上を運転していると目に付いた光景がありました。
多くの車が止まり、望遠レンズがずらりと並んでいます。
たいがいこういうシチュエーションには鳥が絡んでいるので近づいて聞いてみると。

菜の花畑にノビタキが来ているとのこと。
それではと、家も近いのでカメラを取りに行きました。



数羽のオスとメスが菜の花畑を飛び回り昆虫を補食していました。
雉子の鳴き声が響き、空にはチョウゲンボウの姿、ツバメたちも飛び交い、平和な春の一日でした。

2014年4月14日月曜日

駿河湾のめぐみ









撮影の前夜、地元のお店へ。

大好きな日本酒にぴったりの料理の数々。
船を所有するこちらのお店は、毎日漁へ行き獲れたてを出してくれます。

ここで飲むためだけにでも静岡を訪れたい。
そんな気持ちにさせてくれました。


2014年4月13日日曜日

5回目の静岡



今年に入って5回目の静岡県。
客船、パシフィック・ビーナスと富士山を撮影するという仕事のアシスタントです。
ヘリから海から、何度かのロケハンでは春霞の中で富士山は頂上付近が辛うじて姿を現していただけ。今回は霞も雲もかかってはいたものの裾野まで現れてくれました。

スカーッと青い空に抜ける完璧な絵柄とはなりませんでしたが、これまでのロケの中で一番よく見えました。

自然相手の撮影の難しいところです。
さすがにテルテル坊主は作りませんでしたが、毎日、窓から見える富士山と、清水港のウェブカメラの中の富士山を見て心の中で祈っておりました。




朝 4:30 から海の上におりました。日の出前、空は雲に覆われ、染まり始めた富士山も雲の中......

2014年4月9日水曜日

LIFE !


Jansport D3

『LIFE !』レイトショーでこの映画を見て来ました。

原題— The secret Life of Walter Mitty —

ほとんど人の居ない夜の映画館で一人感動する中年男.......僕ですけど。

ライフ誌に勤めるウォルターと、今なおネガでの撮影にこだわるカメラマンのショーン。
僕にとってはこれまで観た映画のベスト3に入れてもいい作品。

今は思うように海外へ出ることが出来ない僕のモチベーションを上げてくれる映画でした。

そして、スクリーンの中に出てきたバックパック。ジャンスポーツD3。ずっと僕も愛用していた同じリュック、その映像を見た時は衝撃でした。長い間、実家の押し入れの奥で眠っていたD3を引っ張りだしてくると、このリュックを背負って訪れた多くの風景がよみがえって来ました。
さらにはカメラも。NIkon F3。映画ではチタンボディのシルバーでしたが。F3も28年間使っている僕の愛用のカメラです。

ショーン・ペン扮するカメラマンのショーン、渋かったなぁ〜!

感動覚めやらず、家へ戻りワンカップを手に、あちこち旅したころの妄想にふけったのでした。



Nikon F3


壁をこえる勇気をもとう.......
色んな世界を見にゆこう..........  (映画 LIFEより)

2014年4月7日月曜日

星に願いを



春を告げる花。ベツレムの星。
  
和名:ハナニラ 
英名は Spring star



  
ニラのような香りがすることから付けられた和名。かたや、ベツレムでのキリストの誕生を知らせる星として名付けられたベツレムの星、そして、その星のような花弁の形からとった名前。

毎年庭先に、知らない間に咲いています。

木蓮、桜、ハナニラ、春を告げる3種の花の中で一番ちいさな花ですが、僕は何故かこの花が一番力強く感じ、一番惹かれてしまうのです。

それにしても、ニラと付く名前、ベツレムの星やスプリングスターに比べるとあまりロマンティックじゃないような。

「星に願いを」という花言葉はそのイメージにピッタリ!と思いきや。

別の花言葉は..........「耐える愛」「卑劣」「うらみ」 おおぉ〜;

2014年4月5日土曜日

うららかな春の一日


桜の花が重そうに満開です!


ポカポカ陽気に亀ものどかに泳ぎ 


アメンボもどことなくのんびりしているように見えました

2014年4月4日金曜日

捕鯨判決


氷の浮かぶ北極海で捕獲したクジラを引いて村へ戻るエスキモーのボート。先頭のボートのクルーは、ようやく獲れたクジラに腕を広げガッツポーズで喜びをあらわしていました。


クジラが捕れたことが無線で伝わると村人たちはぞくぞくと浜に集まります。皆でクジラにロープをかけ岸に引上げます。解体が始まると人々は嬉しそうに見守っていました。解体する人、すぐさま調理し肉を皆に配る人。クジラの回りを走り回る子供たち。
空も海も紅く染まってゆく中、人々は笑いながら美味そうに肉を頬張りながら解体作業は朝まで続きました。すべての肉は村人たちで分けられます。


解体が終わる頃、匂いを嗅ぎつけたシロクマたちはおこぼれ頂戴に何処からともなくやって来ます。残りはシロクマや鳥たちのもの、昔からそうだった、エスキモーの友人はそう言っていました。この母グマは肉の固まりをくわえるとそそくさと子グマの元へと戻って行きました。


オランダのハーグに本拠地を置く国際司法裁判所は、南極海で行われている日本の調査捕鯨の中止を命じる判決を下し、多くのメディアではそのニュースが流れました。
以前から捕鯨問題は何度も取り上げられ、クジラを獲っている日本はこの問題ではずいぶんと叩かれて来ました。
嘗て、イギリスやアメリカでは鯨油やコルセットに使う髭を採るだけの為に捕鯨が行われていた歴史があります。捕獲した一頭の5%〜20%だけが製品として確保され、残りはほとんど海に捨てられていたといいます。クジラが一時、絶滅の危機に貧したのはこの時の乱獲に起因しているとも言われています。

日本の捕鯨の歴史は400年続くもの、調査捕鯨が開始されたのは30年ほど前からのこと。捕獲されたクジラからは環境問題に関する様々なデータも集められています。

捕獲したクジラの肉を市場へ回していることで商業的要素が強くなったとみなされ、国際条約違反とされ、南極海においては捕鯨中止の判決が出ましたが、日本政府はその決定に従うとのこと、いずれにしろ控訴できないこの判決には従うほかないのです。

海外で、食べ物の話題になった時、日本人はクジラを食べる話になりイタリア人と喧嘩になったことがありました。
他に食べる物がいくらでもあるんだから何もクジラを食べなくたっていいじゃないか!そう言われて、じゃ、パスタを食べるな!と言われたらどうする!?とおかしな理屈で言い返したことを覚えています。

クジラに限らず動物の命を、食べ物として自分たちの体に取り込んでいる人々の意識には何故?という疑問や理屈などないのです。

クジラはダメ、牛や豚はいい、という理屈はおかしいし、パスタだって同じこと。あらゆるものには命があり、ひとつの命を繋ぐには、一つの命が失われる。それが生きて行くことなのでしょう。

捕鯨判決はどこか腑に落ちない結果とも思えますが、どこにも正しい答えなどありはせず、ニュースを聞いた僕はただ、北極海沿岸で獲れたてを食べたあのクジラの味を思い出していました。

いつもの店へ夕食の買い物へ行くと、皮肉にも刺身売り場にはクジラの肉が......
その中で一番大きなパッケージを買い物かごに入れました。

アイスランド産
ナガスクジラ
150g
374円





2014年4月1日火曜日

エイプリルフールの雉子


ポカポカと陽射は春ぅ〜!の 4月1日、エイプリルフールでした。
桜の花の咲きぐあいを確かめようと荒川の土手へ。草地を歩いていると足元からソソソッ......と一羽の雉子が現れました。桜そっちのけで雉子の後を追いかけた僕。生き物を撮影できるのは久しぶりのことだったので。一羽の雉子で燃えました。

ゆっくりと後をつけて行くと姿を消す雉子。草の陰に隠れソォ〜っと首を延ばしこちらの様子を窺っています。体長は80センチほどの大きな鳥ですが枯れ草の中に隠れると何処にいるのかまったくわからなくなります。しばらく撮影をしながら雉子との隠れんぼを楽しみました。

フェザントテール、雉子の尾羽はフライフィッシングの毛針を巻く為の材料。派手な顔よりも長く魅力的なその尾羽に、つい目が行ってしまいます。




尾羽に向けられた視線が余りにもしつこかったのか、ケケケケケーッ!と鳴きながらついに飛び立ってしまいました。