2014年11月5日水曜日

11月の森


あまりに眩しい太陽に、慌てて雑用を済ませるとトランクにカメラを投げ込み再び森へと車を飛ばしました。このところ気温が低かった為か紅葉は一気にすすんだ様子。峠付近の紅葉はピークを少し過ぎた頃、でも、正しい日本の秋の風景がそこにはありました。


 渓流沿いの森はちらほらと色づいた葉は見られるものの、まだまだ緑の葉を多く付け生命力に溢れています。葉を通して降り注ぐ光を浴びると力を吸収しているような感覚になれるのです。まさに緑のシャワー。森林浴。再びフィトンチッドを吸収します。


 数百年は経ってると思われる太い幹。
カメラをむけていると腰を曲げ、ポーズをとってくれているような錯覚に。
木々にも意志があり、今にも動き出しそうに見えました。


北斜面の木々はすでにほとんどの葉を落とし、林間は明るく幹の間に彩りの葉が見え隠れしていました。


標高1100メートル付近。南斜面。紅葉はピークをむかえています。
繊細な色に染まる森、涙が出そうな光景。

自然林の美しさには心が奪われます。この美しい森の中でクマの姿が見れたなら......
どこかにいるであろう野生のクマの姿を妄想することのできたいい1日でした。





2 件のコメント:

  1. うわぁ〜〜〜〜〜!美しいですね。ため息がでちゃいます。
    もみじも、とっても可愛い♡

    森へ、行かれたんですね。

    私の大好きな、秋、の美しくもちょっと儚く繊細な、でも暖かみも感じるそんな光景が
    園原さんのお写真で見れて、とっても嬉しいです。
    私はここ最近お出かけできてないので、早く行きたくなりました。

    もうすっかり紅く染まった木と、まだまだ緑の元気な木が楽しそうにおしゃべりしてそうに見えますね。
    「もう紅くなったの〜〜??」
    「そっちこそ、まだ緑なの〜〜??」って( ´艸`)
    想像するだけで楽しくなっちゃいます。
    クマも、この美しい光景を楽しんでいるかな・・・・

    園原さんはこれまでに、野生のクマと数えきれないほど遭遇されたと思うのですが、
    1番近い距離ではどのくらいの近さで遭えたことがありますか??



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    1. ikus-amukさま

      Bloggerの不具合でページが開かず返信が遅れましてスミマセン。

      秋ですねぇ〜。繊細に色づいた木々を見ていると、切なさと嬉しさの入り交ざった気持ちになるのが不思議です。

      僕は出来るだけ時間を作って森の中へ行くようにしております。
      フィトンチッドを吸収し、心安らぐので!
      木とは言葉で会話は出来ないけれど、何となく生きているものの意志を感じますね。

      動物たちも確実に風景を見ている、そんな場面に出会ったことがあります。
      昇る朝日を見ているクマや、巣穴から出て沈む夕日を見ているジリスたち...等々

      クマとの最短距離ですか??
      テントの生地越し。(ナイロン二枚)
      車の窓越しにクマの顔。(ガラス一枚)


                       園原

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