アラスカ北極圏、ブルックス山脈。
雪のない南関東の冬、厳冬期のこの山々を妄想していました。
冬はどうしても雪が恋しくなってしまう僕なのです。
だぁ〜れもいないこの北極圏の山をスノーボードで駆け降りたい!そんなことを考え始めてからもう何年経ったことか?
少しだけ時間ができたので、朝3時に目が覚めると、車にパタゴニアのジャケットとパンツを投げ込み、思いつきで向かった新潟県。とにかく雪が見たかったのです。
関越道をひた走り、雪景色が現れると、こみ上げてくる感情を抑えられず車の中で一人、雄叫びを上げてしまいました。
塩沢石打サービスエリアへ。除雪車がやってきました。大粒の雪が舞っています。
渋滞もなく随分早く着いたので、サービスエリアで時間つぶし。
鴨南蛮をいただきました。焼き葱と鴨の出汁のきいた温かいそば。
たまりません......
生まれて初めてのスノーボード。(生まれてから随分と経ちますが...)
僕たちの学生時代はまだスノーボードというものはなかったような気がします。
ずっとやってみたかったのです。アラスカの友人に「教えてあげるから行こう!」と何度も誘われていたのですが、タイミングが合わずで行けずじまいでした。
初めてのボードをレンタルし、見様見真似で準備完了。辺りを見回しながらリフトに乗り込み、ビンディングに靴を固定すると、最初の一歩を思い切って踏み出しました!
オープン早々のゲレンデには人も少なく辺りを気にせずにすみました。
いやぁ〜転けた転けた。午前中は何しろコケまくり、あちこち打ったり捻ったり、
雪だるまになり奮闘。
倒れては立ち上がり、倒れては立ち上がる様子はまるで「あしたのジョー」。
数日前に子供が借りてきたDVDで見ていたシーンと自分が重なりました。
朝8:00から夕方17:30にリフトが止まるまで、昼飯も食べずに(生ビールは飲んでます)びっちりと滑りました。
もうどんな所でも滑ってやる、と、上越の山並みを目にしながらブルックス山脈を妄想していたのでした......
一晩で車はこのとうり!
Snow Boarder Toru
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