ポカポカと暖かい陽射しに誘われて、久しぶりに長いレンズなどカメラバックに詰め込むと近くの公園へ鳥を探しに行きました。
しばらく林の道をうろうろすれどもこれといって変わった鳥の姿はなく、あぁ〜あ、何にも撮れないな、などと思いながら、日も傾き始めて来たのでそろそろ帰ろうかと、その前にちょっと覗いておこうかと訪れた小さな池。
ケケケケッ........!と、ん?翡翠の声。
振り向くとこちらへ向かって飛んでくるではありませんかっ!おぉ〜ッ、ラッキー!
近くの枝に止まってくれました。水に飛び込み小魚を咥えると離れた枝へと飛び食事をとる姿が。
何度かの捕食のチャンスを撮り逃がし、何度かのチャンスの後、どうにかファインダーの中にその姿を捉えました。
今この時代に、僕の望遠レンズはマニュアルフォーカス。すでに25年ほど使っているでしょうか。置きピンの撮影はまだしも、さすがに追いピンには限界があり、アクションショットはほとんど賭け。動きのある被写体はいつも祈りながらのシャッターです(笑
そろそろ新しいレンズが欲しいなぁ〜と思ってはみたものの、目ン玉が飛び出るほどのその価格に、そう簡単には手も出せず、弘法筆を選ばず、と強がっている次第。
それにしても、翡翠は川の宝石といわれるだけあって美しい。
高価なレンズのことも忘れ、その後ろ姿に見とれてしまった僕でした.........