2016年4月11日月曜日

繊細な春の森


暖かい週末。車を走らせ奥多摩へ。
数日前に仕事から戻り、洗車したてでピカピカの車で、雪解けと雨の後のドロドロの林道へと入って行きました。ところどころ路肩が崩れているので慎重にハンドルを握ります。ここ数日の暖かさの為、萌え始めた森。新緑が目に眩しい季節の到来。


芽吹いた緑にヤマザクラが色を添え、山々のところどころにワンポイントのピンク色。
飛び交う鳥たちは恋の季節。森も賑やかになってきました。


 植林された杉のフレームの向こうには自由に踊る原生林。
         
           

日本の森は繊細だと思います。なんとも言えない彩りを見せてくれる森はずっと眺めていても飽きることがありません。

                    

このところの仕事は、自然写真とは少し離れておりますが、心の中ではいつも自然とつながっています。人工物にカメラを向けていても、そのフレームの向こうにある自然に目がいきます。たまに訪れることのできる森の中で、フィトンチッドを胸一杯に吸い込んでしばらくの間の鋭気としましょう。

ハァ〜、だぁ〜れもいない森でキャンプしたい。そう思いながら繊細な森を見つめていた日でした。



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