2013年3月29日金曜日
小さな春
庭先を歩いている時、おっ!と上げた足を宙で止めた。
足を下ろそうとするその場所には小さな花の姿が。昨日までは何も気が付かなかったのに。
毎年、この時期になると目にする花だ。「ハナニラ」小さく可愛い花。香りがニラに似ていることからついた名前からは、どうも中華料理店のメニューを想像してしまっていけない。.........レバニラ
でも、この花はここ数年街にいる僕に、いちばん最初に、小さな春を届けてくれている。
2013年3月18日月曜日
自然への愛
庭先の木蓮が満開になりました。
毎年、木蓮が満開の頃は春の嵐が吹き荒れているような記憶があります。
今日も、まさに春の嵐。
白く膨らむつぼみを見ながら、そろそろ寒い季節も終わりかなぁ〜、と目の前の春を思っていました。木蓮のつぼみの先端は必ず「北」を向いていることから、別名をコンパス・フラワーと言います。
北を指しているなんて、北が好きな僕は何とも親近感を感じるのです。
花言葉は「自然への愛」これもまた何と親近感のわく花言葉なのでしょう......
2013年3月11日月曜日
大震災から2年
東日本大震災から2年の月日が経った。
あの日、僕はアラスカにいた。街に戻って、帰国するか、撮影を続けるか迷っていた。
家族と友人たちの安否が確認できてから撮影を続けることを決め北へ向かったことを覚えている。北極圏で身を寄せ合うジャコウウシの群れを見て被災地の人々のことを考えていた。冬の寒い日に被災した人々と厳冬期のジャコウウシとの姿がかさなっていた。
今日、再びあの日を想い。亡くなった方たちの御冥福と、被災された方たちの一刻も早い復興を願っています。
2013年3月2日土曜日
モノクロプリント
3月になった。
ブティックを経営する方から写真の注文をいただいた。
どうしてもモノクロで、ということでモノクロのプリントを製作。
これまではすべてカラーでの注文だったので、少し頭を悩ませました。
モノクロプリントは単純に白と黒の2色の画ではなく、その単色の中に潜む色彩は複雑なもの。ただ色を抜けばいいというものではなく、白と黒との微妙なコントラストを考え、露出を調節しながら何度もプリントをチェック。なかなかに奥が深い。むずかしい.......... 。
出来上がったプリントは、しかし、自分で言うのもなんですが、スバラシイものでした。
自分で色を想像することのできるモノクロもありかも、と新たな発見がありました。
店の壁に飾られた様子が写メで届き、その雰囲気とオーナーのキャラクターから、モノクロでの注文をいただいた意味が何となく分かったのでした。
ワイルドな極北の光景も都内の壁で新たな世界が生まれたようです。
2013年2月22日金曜日
ネコの日
2月22日。ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)で今日は「ネコの日」ということです。
1987年に、ネコの日制定委員会が制定したと言われています。
おそらくペットのカワイイ猫を思いこの日を制定したに違いありません。
猫と聞いて僕が真っ先に思い浮かべるのは野生の山猫であるリンクス。
LYNX―カナダオオヤマネコ。
大きな体、太い脚、短い尾、美しい冬毛は、ニャンニャンと鳴くイメージのネコとはほど遠いけれど、ネコです。飼い猫にはない野生の魅力につつまれています。
今日はまた、フゥ〜(2)フゥ〜(2)フゥ〜(2)と、あっつ熱の「おでんの日」でもあるそうです。
今夜は、北の国に暮らすネコのことでも考えながらおでんでも食べようと思います。
2013年2月4日月曜日
立春
立春の今日。
キンと張りつめた空気もなく、ほのかに春の気配も感じられる日でした。
気分転換でもしようかと、伸びていた髪を切りました。ずいぶんとさっぱりしたけれど、首筋がす〜す〜。髪を切って寒さを感じるとは軟弱になったもンだ、と思ったりして。
以前は冬でもTシャツで過ごすことがあったものだが、このところフリースまで着込んでいる。
街での暮らしが長くなるとだんだんワイルドさが欠けて来るのだろうか......?
北極圏ではオーロが揺らめいていることでしょう。
ハァ〜、行きたい。
2013年2月2日土曜日
生物濃縮
原発事故から2年が経とうとしている今、福島県内に住むイノシシからは多量の放射能が検出されている。1kg当たりに含まれる放射性分質は33,000ベクレル(33,000bq/kg)野生鳥獣検査では最大値を記録した。通常、食用の肉に含まれる放射能の測定基準値は500ベクレル(500bq/kg)と言われるから数字を見れば凄さは想像がつく。ベクレルという値が何を意味するのかはピンと来ないが、示す数値が大きいことは人にも動物にも確実に悪影響であるはずだ。
イノシシはクマやシカよりも放射能の含有率が圧倒的に高い。
それは彼らの大きな鼻のある顔を使って土の中の餌を掘り起こし補食する行動や雑食性に起因する。放射能の降り積もった土を直接顔で掘り進み、放射能含有率の高い植物の根や昆虫、小動物などを多量に食べることで放射能は濃縮され体内に蓄積される。
避難措置がとられ人影の消えた市町村に入り込み畑や庭を掘り、放置された野菜や昆虫などを食べているようだ。そこは特に放射能が強い場所でもある。
被災地では豚舎から放たれた豚がイノシシと交配するケースも多く、多産であるイノシシは、イノブタになるとさらに繁殖率が高まるという。個体数が増えればより広範囲へと拡散してゆく。危険な害獣とされたイノシシたちの運命は決まっている。
放射性分質は食物を通じて、小さい生物から体格が大きい捕食者へと移行するに従い、濃縮されてゆく。これを生物濃縮といい、生態ピラミッドの上位に位置する生物の放射能値は必然的に高くなる。そして、そのピラミッドの頂点に立っているのは我々人間であるという事実は否めない.........
人間が自らの為に行なって来た開発はいつでも自然や動物を犠牲にし、堂々巡りの後、そのツケはやがて自分たちに戻って来る。
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