2012年4月8日日曜日

ハッピー・イースター




この時期、北米のスーパーマーケットへ行くと、ウサギの玩具やぬいぐるみ、そして卵の型をしたチョコがずらりと棚に並んでいるのを目にすることがある。春分の日が過ぎた、最初の満月の、その次にやってくる日曜日はイースター、復活祭だ。キリストが復活した日とされている。

多産のウサギは生命の象徴とされ、跳ね回る姿は生命の躍動を現し、ウサギがイースターを象徴する動物になったようだ。

ある年、北極圏に向かうダートの直線で、道端に現われたずらりと並んだウサギたちの姿を見たことがあった。ざっと数えると、その数なんと!60羽。その生命力には頷けるものがありました。ちなみに今日は仏教ではお釈迦様の生まれた日でした。

5 件のコメント:

  1. 60羽のウサギが並んでいたとは、いかにも豊かな自然が残っているアラスカらしいですね。
    フェアバンクスからプルドーベイ間のDalton Highwayを走られたようですが、この道路は自然がきれいな上に、musk oxなどの大型動物も観られると聞いています。一度はこのダートロードを運転してみたいですね。
    園原さんにはアラスカで以前お世話になりました。それから、長い期間が過ぎましたが、今ではアラスカの写真家の第一人者ですね。
    今年も園原さんがアラスカでご活躍されることをお祈りしています。

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    1. えっ!アラスカで?お会いした?いつ頃の事でしょうか!?
      お世話だなんて、きっとそんな大袈裟なことではないと思いますが。ご連絡いただき嬉しいです。
      60羽のウサギがいれば、冬には千羽ちかい数のライチョウの群れを見ることができ、夏には数万頭のカリブーの群れがいる。鳥肌が立つほどステキなところです。
      ダルトンハイウェイも随分と舗装され、昔と比べると、良いか悪いか分かりませんが、格段に走りやすくなりました。
      道路とはいえワイルドな荒野を貫く道です。クマにもムースにも出会え、オオカミの遠吠えを聞くこともでき、北極圏ではジャコウウシにも会うことができます。是非、一度ドライブしてみて下さい。

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  2. 14年前の夏にAdmiralty Islandに連れて行って頂きました。「クマが約5m位のところまで近づいてきた」と言えば、思い出すでしょうか。

    「鳥肌が立つほどステキなところです。」と言われていますが、普通の人なら大げさだと思うかも知れません。でも、その気持ちはよく分かります。ダルトンハイウェイがどのようなところか、ある程度想像がつきます。

    アラスカほど、雄大で美しい自然(ツンドラ、氷河、荒々しい山々)と大型動物(クマ、ムース、カリブー、オオカミ等)がマッチしている場所もなかなかありません。クマやムースは好きな動物ですが、ツンドラの中で見るクマやムースは格別です。また、紅葉したツンドラとカリブーの組み合わせも良いですね。

    ロッキー山脈でキャンプをしているときに、コヨーテの遠吠えはよく聞きましたが、オオカミの遠吠えはありません。是非とも聞いてみたいものです。

    いつの日かダルトンハイウェイをドライブしたいですね。

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    1. えぇ〜〜〜〜〜〜〜っ!
      あの時の!何と懐かしい!もう14年も前かぁ〜。
      元気そうで何よりです。

      あの時、まっすぐにこっちへ向かって来たグリズリー、よかったなぁ〜。
      すごい緊張感あったのをハッキリ覚えてます。
      その後、あちこち旅していたことを風の噂で聞いていた気がします。

      今度、近場で写真展がある時は是非、見に来て下さい、顔見せて下さい。

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  3. あのグリズリーの接近は自分にとって一生に一度の経験だと思います。(また経験したいですが.....)Admiralty Islandでの経験はどれもこれもとても良かったです。アラスカはNatural wonderに満ち溢れていますね。

    園原さんのアラスカの自然と野生動物に関する知識・経験はとても深いので、当時は大変勉強になりました。また、アウトドアの仕方についても学ぶことが多かったです。

    現在は東京近郊に住んでいます。仕事が忙しいので、なかなか海外に行く機会はありませんが、5年前に再度アラスカを訪れました。今年はアフリカのサファリに野生動物を見に行きます。でもやっぱり、アラスカの氷河、ツンドラ、山々等の美しい自然とクマ、ムース、カリブー等の野生動物の組み合わせが一番かも知れません。

    関東で写真展を開かれるときは、是非見に行きます。楽しみにしております。

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