2013年1月28日月曜日

The Big Year



『The Big Year 』

そんなタイトルの本がある。
アメリカに暮らすの3人の病的なまでに鳥好きな人たちの物語だ。

1年間に、全米に住む鳥、渡り鳥、迷鳥をカウントし、その数を競い合うというコンテスト。
それが 『ザ・ビッグ・イヤー』

家族を犠牲にすることも、借金をすることも、鳥に出会う為ならば惜しまない。あらゆる可能な手段を使いハワイからアラスカ北極圏、嵐のアリューシャン列島まで鳥を見る為に出掛けてゆく話が書かれている。

上の写真は近くのよく行く公園で撮影したウソ(Bullfinch)という鳥。ウソのようなホントの名前。
この鳥を見ると思いだす事がある。

フェアバンクスの友人宅である年、バードフィーダーに1羽のウソが現われた。
現われることのない鳥が現われたのだ。

その噂はたちまち全米中に広がり、多くのバードウォッチャーたちが友人宅を訪れ始めた。

玄関の鍵はかけられることなく、鳥を見に来る人達が自由に出入りをする。
まったく知らない人達が家のソファーに腰掛け、いつ現われるとも分からない鳥を待っているというちょっと不思議な光景があった。

ある日、一人の男がレンタカーで乗り付け、5分ほどするとウソが現われた。
男は鳥の姿を見ると大喜びでレンタカーに飛び乗ると空港へと戻っていった。

彼は何十時間もかけてフロリダからやって来ていた。
大金を使い、たった5分の為に、1羽の鳥を見る為だけに......

..........................本当にウソの様な話だったことをこの鳥を見る度に思い出す。





3 件のコメント:

  1. 園原様へ

    初めて投稿させて頂きます、小川ともうします。
    さすがにアメリカの方々はスケールが違いますね!

    園原さんの写真を見て、カナダの雄大なロッキー山脈に
    撮影に行ったのを思いだしました。

    アラスカにも行けば良かったなと今、後悔しております

    今後のご活躍、応援しております



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    1. 小川様

      はじめまして。

      広大な大陸が大らかな人間を育てるのでしょうか?
      確かにスケールの大きな人、面白い人も多いです。

      カナディアンロッキー、いいですね。
      僕も何度か訪れたことがあります。

      いえいえ後悔だなんて。まだまだこれからいくらでもチャンスはあるはずです。
      見ているだけで気の遠くなる風景のある、動物にも自然にも圧倒されるアラスカへ、是非!

      応援、ありがとうございます。
      いい写真が撮れるように頑張ります。

                        園原

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  2. 園原様

    おはようございます。

    そうですね!アラスカに行くチャンスまだまだありますね! いつか行きたいと思います!(^^)

    とりあえず、来月北海道にオオワシ、丹頂鶴を撮影に行く予定をたててます。

    小川

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