2014年3月4日火曜日

World Wildlife Day


Asiatic Lion

昔、撮影に訪れたことのあるインド。
森の中にひっそりと暮らすライオンがいます。
アフリカに暮らすライオンに比べ、スマートな体型、薄い体色。その個体数は200頭ほどといわれ絶滅危惧種に指定されていました。



3月3日。日本では、ひな祭。
この日はまた、World Wildlife Day 世界野生生物の日です。
国連総会はCITES(ワシントン条約)の採用を、世界の野生生物への注意を促す為に世界野生生物の日とし、野生生物の保護や密猟などの犯罪の防止の意識を高める日としました。

3、4日の両日には、都内においてシンポジウムが開かれ、ワシントン条約事務局や国際刑事警察機構、環境省、アフリカ観光野生生物担当相などが出席し、野生生物の取引に関する国際的な情報交換の促進などをうたった東京宣言を採択します。


4 件のコメント:

  1. アフリカのライオンは、草原が広がるサバンナに住んでいます。森の中に住むとは、トラに似ていますね。写真で見る限り、インドのライオンはアフリカのライオンよりもタテガミが短いようです。
    野生動物を守るためには、動物保護区を設立するだけでなく、野生動物を観察するツアー化を促し、現地の人々が観光産業で生活できるようにする必要があります。すると、現地の人々は、家畜を襲うライオンや農地を荒らす象を駆除する必要もなくなります。観光客が大金を落とすようになると、多くのレンジャーを雇うことにより、象牙目的の密猟を防ぐことができます。観光産業が盛んになると、その国や地域、人々は野生動物保護に力を入れることでしょう。野生動物の観察ツアーがポピュラーになり、野生動物保護の機運が世界中で高まればよいです。

    返信削除
    返信
    1. Tundraさん

      大陸は違えどライオンが暮らしているとは不思議です。元はつながっていた大陸が分かれライオンも分化したという説もある様です。タテガミは確かに短いですね。ジャングルの中で暮らすうちに体の各部もその地にあった進化を遂げたのでしょう。暮らす環境で同種であっても体型や顔つきが違うのは面白いです。
      野生動物に対しては様々な意見がありますね。それぞれの意見に善し悪しはあるでしょう。すべては人間側からの考えではありますが。もし動物が話すことが出来たら、彼らの意見を聞いてみたいものです。人間に対してあまり良い事は言わないとは何となく想像できますが。
      僕は僕のできる事で自然の中に生きている野生動物の姿を発信し続けていきたいと思っております。

                               園原

      削除
  2. 園原さんの仕事も野生動物保護の機運を高めることに貢献していると言えます。美しく感動的な写真を見た人は、自然保護・野生動物保護の大切さに気が付くかも知れません。

    返信削除
    返信
    1. Tundraさん

      ありがとうございます。
      死ぬまで撮り続けます。

                 園原

      削除