2015年4月3日金曜日

長崎の空から


− 軍艦島 − 端島(はしま)

長崎空港を飛び立ったロビンソン44(4人乗り小型ヘリコプター)は時折吹く風に煽られながら長崎港の方向を目指していた。エンジンのバイブレーションを体に感じながら山を越え、街を旋回し、海上へ。

10分ほどのフライトの後、見えてきた島。軍艦島と呼ばれる島。海底石炭を採掘していた過去の歴史がある、最盛期には5千人を超える人々が暮らしていたという。

本来、撮影するはずだった船の入港がなくなり撮影対象を急遽変更。
軍艦に似た島を撮影することになろうとは......

それほど大きくはない島にひしめいて立つ団地群。空から見たその全貌に、僕は、何ともヘビーな印象を受けた。


ヘリへと向かうパイロット。ANAの機体が着陸。
海に突き出したこの島にある空港。奥に見える森にはタヌキが暮らしているという。時折、滑走路を横切り食べ物を探しに来るから困ってしまう、空港職員はそう話していた。


長崎市。山の間にひしめく家々。


三菱重工と深い関わりがある長崎、造船の街でもある。巨大な客船を製造している光景が空から見えた。


養殖の生簀


撮影を終え、長崎空港へ帰還。

2 件のコメント:

  1. 上空からの風景は楽しいですね。軍艦島はある意味、貴重な文化財だと思います。

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  2. Tundra君

    軍艦島は何かすごい霊的なものを感じました。外観も要塞のようで、曇りの景色の中に海に現れた時は感動的でした。

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