2015年6月17日水曜日

念願の旭山動物園

大学時代は北海道で過ごしていました。
何しろ北が好きだった僕は、多くのことを深く考えずに、北海道にあるということで大学を選びました。そして四年間を北海道で過ごし、卒業後も、夏はアラスカ、冬は北海道へという数年が続いておりました。

この度、仕事で訪れた北海道。6年ほど前に数日間だけ、道東のみ訪れて以来のこと。
大学のあった江別、そして札幌、旭川、小樽などは最後に訪れてから20年ほど経っているでしょうか。

北海道の空気はなつかしく、想い出の地を巡る度に涙がこぼれそうでした。

目的地のひとつは旭山動物園。いまでは話題の動物園です。
野生の動物の撮影以外にはあまり興味がなかったので、動物園には、小さかった子供達を連れて意外、訪れることはほとんどありませんでした、が、旭山動物園では動物たちにくぎ付けになりました。

中でも気になったシロクマとアザラシ。
旭山動物園の紹介映像で目にしたことはありましたが、やはりその演出は感動的でした。


水中での行動を見ることができるシロクマ。まるで、魚か?と思うほどに水中をよく動き回っています!昔から、いつか野生で水中のシロクマを撮影したい。そんなことを考えていました。シロクマの水中撮影となるとかなり大掛かりな撮影になる為まだ実現はしていません...... 旭山動物園のシロクマは、ほんの少しだけ僕の想いを叶えてくれました。

ここでは数日間、このシロクマだけを見て過ごせそうです。


ガラスの筒を行き来するアザラシ。10分に一度ほどは筒の中を行ったり来たり。
筒の途中で静止しながらこちらの様子をうかがうことも!
観察されているのは人間の方かも知れません。

久しぶりに見たシロクマにテンションは上がり、再び撮影への意欲が湧き起こり、いつの間にか遠い北の海で泳ぐアザラシやシロクマを妄想していたのでした。


何故か、カピバラ


2 件のコメント:

  1. 以前の動物園の動物は、狭い檻の中をグルグルと歩き回るか、檻の隅でじっとしているのが常でしたが、現在では変わってきています。実際に動物が住んでいる環境に似せた比較的広い場所で飼育していることもあります。また、見る側にも動物の動きがよく分かるように工夫されています。色々な国の動物園に行きましたが、例えばオーストラリアの動物園では、自然に似せた広い場所で飼育しており、全て見て回るには丸1日掛かります。動物は動物園やサファリパークで見ればよいという人もいます。でも、やはりあのアラスカの広大なツンドラの上を歩くクマ、カリブーやアフリカのサバンナにおける野生動物とは迫力が違います。野生動物は実際に住んでいる風景・自然と共に見るものですね。ガラパゴス、アンデス、アマゾン、ロッキー、タスマニアなどにおける野生動物もその独特な風景に中に住んでおり、魅力的です。(暑いところは大の苦手な上、ダイビングなどもしないので、南の海洋における良さはよく分かりませんが。)
    小さい頃から動物園や水族館に行くと同時に自然の中で過ごして、視野を広げ、園原さんのような自然のワールドトラベラーになれば良いですね。

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    1. Tundra君

      動物園の意味も様々だけど。かわった演出で楽しませてくれるのはいいと思います。そりゃもちろん野生のままを楽しめるのが一番ですが!

      どうもこれまで檻や囲いの中で動物を見ていると痛々しさも感じ、毛並みや行動の野生との違いが目に付いちゃってたんだよね。でも今回だいぶそんなコトも感じる事なく見る事が出来ました。

      シロクマやオオカミを見てそろそろ現地へ行きたいとモチベーションも上がりました。

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